HOME > works detail > プレスセラミック(2ケイ酸リチウム強化型)
p8097391.jpg歯の形をワックス(ろう)で作ります、噛み合わせも大事です。 p8097399.jpg模型から外してこのように鋳型にするための台に取り付けます。 p8097409.jpgリングをつけて埋没材という耐火石膏に埋めます。 p8097423.jpg埋没材が固まったら700℃程度の炉で加熱し、中のワックスを焼いて空洞にします。 そしてできた湯口にゼラミックのインゴットを入れて p8097427.jpg専用のプレス炉で溶融、加圧、圧入を行います。 p8097441.jpgプレス後、埋没材を壊して掘り出します。 p8097446.jpg特殊な薬液で清掃し、切り離して調整や磨き、色つけをして完成です。

ジルコニア、レイヤリング、築成サンプル
 

プレスセラミックは形作られたワックスから鋳型を起こして、セラミックを炉で軟化し圧をかけて成形する手法で、高い強度と精度、自然な色調に優れ形の再現性も高いことから当ラボでは主に歯の詰め物(インレー、オンレー)から被せ物(クラウン)に応用しております。
 
これまでの金歯、銀歯、と異なり周りの歯と見分けがつかない仕上がりになります。
 
2ケイ酸リチウムという強化材料の普及と強固な接着技術によって現在では割れる、欠けるという トラブルはほとんど見られなくなり安心して使用できる材料です。